子どものためを思って…が子どもを追い詰める!?

こんにちは
引き算の子育てで子どもの主体性を伸ばすコーチ
伊藤夏美です。

 

先日「僕の大好きな妻!」というドラマをみました。

「僕の妻は発達障害」というコミックが原作で、発達障害と診断された主人公「妻・北山知花」をももクロの百田夏菜子さんが演じています。

前回は知花の両親が訪れてくるという回でした。

小さい頃から片づけや時間通りに物事を済ませるなど、色々なことが苦手だった彼女にお母さんが「〇〇やったの?」「〇〇やっておいたわよ」「あなた、昔から〇〇できないから」と先回りし続けます。


この時点で知花の視点からみてい「うるさい!」と感じます。

 

そして知花が発達障害と診断されたと言うと「エジソンも、アインシュタインも発達障害だったみたいね」と励まそうとします。

 

ついに知花が「ずっと、みんなと同じにできないとダメって言われ、発達障害だと分かったら今度は天才にならないとダメなの?私じゃダメなの?」と爆発します。

 

お母さんはあなたのためを思ってやってきたと返す…

 

もうね、お母さんの思いに共感しつつ、言われる側を体験してめちゃくちゃショックでしたね💦

 

これ、お子さんがに発達障害があってもなくてもあるあるな状況だと思うのですよ。

 

「〇〇持った?」「ほら○○する時間よ!」「ちゃんと勉強しなさい!」などなど将来、自己管理できない子になるんじゃないか、将来困らないように自分のことは自分でできるようになってほしい!そんな親の心配や期待から、ついつい口うるさく言ってしまう。

 

失敗した時も、諦めずにチャレンジしてほしいと思って「あのエジソンだって失敗を繰り返して成功したのよ」と実際に言って励ましたこともあります。

 

これって親の心配とそれを克服してほしいという思いから出ている言葉ですよね。子どものためを思って言っている言葉ですよね。

 

でも、今回のドラマで実際に言われる立場を体感して思ったのは主人公が言った通り「あれもできない、これもできない、私ってそんなにダメなの!?」でした。これじゃ自己肯定感ダダ下がりです。

 

子どものためを思って言ってることが全然子どものためになってない!

 

見守る子育ての大切さを改めて感じたドラマでした。

 

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