「また怒ってしまった…」受験生の母が冬休みにイライラした本当の理由|怒りの正体を知れば、親子関係は変わる
目次
「冬期講習10万円も払ったのに、なんで勉強しないの!?」
2026年1月6日、冬休み最終日。リビングでゲームをする中3息子を見ながら、私の中で何かがプツンと切れました。
普段は「勉強は本人の課題」と割り切れる私が、今回ばかりはイライラを抑えられなかったんです。
こんばんは、アドラー流思春期子育てコーチの佐藤夏実です。
このブログでは、子どもともっと話がしたい、より良い親子関係を築きたい、子どもの主体性を伸ばしたい——そんなお母さんのために、日々の子育てで使える具体的なヒントをお届けしています。
もしあなたが今、
- 受験生なのに勉強しない子どもを見てイライラが止まらない
- 「わかっているのに」ついガミガミ言ってしまう自分に自己嫌悪
- 本当は優しく見守りたいのに、また今日も怒鳴ってしまった
そんな葛藤を抱えているなら、この記事はあなたのために書きました。
今日は、私自身が冬休みに体験した「イライラ」を解剖しながら、怒りの正体と親子関係を壊さない感情の伝え方についてお話しします。
受験生の冬休み、あなたの家庭はどうでしたか?
冬休みが終わり、お子さんたちはそろそろ学校が始まる頃でしょうか。
特に受験生を抱えるご家庭では、「この冬が勝負!」と思っていたのに、思い描いた光景とはかけ離れた現実に、心が折れそうになったお母さんも多いのではないでしょうか。
うちの中3息子も、まさにそのひとりでした。
「俺はできる」と言って冬期講習に行ったのに…
息子は自分から「冬期講習に行きたい」と言い出しました。
それなら、と10万円を超える受講料を払い、サポート体制を整えたんです。
でも、結果は——
- 講習には行くけれど、家で復習はゼロ
- 受験科目じゃない科目まで受講(何度も確認したのに!)
- 「俺はできる」という謎の自信だけは健在
普段の私なら、「勉強するかどうかは本人の課題」と線引きができるんです。
でも今回は違いました。
なぜか、ものすごくイライラしたんです。
なぜ私はイライラしたのか?——怒りの「本当の理由」
冬休みが終わって、少し冷静になった私は考えました。
「なぜ、今回はこんなにイライラしたんだろう?」
そして気づいたんです。
怒りの正体は「期待と裏切り」だった
私がイライラした理由、それは——
❌ 勉強していないこと(これは普段も同じ)
⭕ 「自分でやりたいと言ったのに、その意気込みが見えないこと」
つまり、
- 本人が「行きたい」と言った
- こちらは高額な費用を出した
- なのに本気度が感じられない
この「約束の不履行」に対する怒りだったんです。
アドラー心理学では、怒りは「二次感情」と言われます。その奥には必ず「一次感情」——つまり本当の気持ちが隠れています。
私の場合、それは:
- 悲しみ: 「信じて応援したのに、裏切られた気持ち」
- 不安: 「このままで本当に大丈夫なのか」
- 無力感: 「私にできることはもう何もないのか」
怒りの表面だけを見ていたら、気づけなかった感情でした。

「イライラしてしまう自分」を責めなくていい
もしあなたが今、
「また怒ってしまった…私ってダメな母親」
「もっと冷静に見守れるはずなのに」
そんな風に自分を責めているなら、今すぐやめてください。
イライラするのは、あなたが子どものことを真剣に考えている証拠です。
- ちゃんと努力した分、報われてほしい
- いい結果を出してほしい
- 子どもの将来を心配している
これ、全部優しさなんです。
問題は、イライラすることじゃない。
イライラの正体がわからないまま、感情を爆発させてしまうことなんです。
私が実践した、親子関係を壊さない「感情の伝え方」
イライラの正体に気づいた私は、息子にこう伝えました。
「あなたが『やりたい』って言うから、お母さんは信じてお金を出したんだよ。
でも今のあなたを見ていると、その時の気持ちはどこに行っちゃったのかなって思う。
それが、お母さんは正直嫌だった。」
これは「Iメッセージ」という伝え方です。
- ❌ 「あなたは約束を守らない!(YOUメッセージ)」
- ⭕ 「お母さんは悲しい(Iメッセージ)」
相手を責めず、自分の気持ちを言語化して伝える。
すると、不思議なことに——
伝えた瞬間、イライラがスッと消えたんです。
その後、息子がどう受け取るかは「息子の課題」。
私がコントロールできることではありません。
でも、自分の気持ちを言語化して相手に届けたという事実だけで、私の中にやるべきことはやったという区切りがついたんです。
あなたも試してみてください:「怒りの元」を探るワーク
もしあなたが今、イライラを抱えているなら、ぜひこのワークを試してみてください。
【3ステップ:怒りの正体を見つける方法】
ステップ1: イライラの場面を書き出す
いつ、どこで、何に対してイライラしたか?
例:
「夜9時、リビングで。息子がスマホゲームをしているのを見て」
ステップ2: 「本当は何を感じていた?」と自分に問う
怒りの奥にある感情は?
- 悲しい?
- 不安?
- 無力感?
- 裏切られた?
- 心配?
ステップ3: その気持ちを「Iメッセージ」で言語化する
例:
「お母さんは、あなたが自分で決めたことを最後までやり遂げる姿を見たかったんだ。だから今は悲しい」
このワークをするだけで、
- 感情の爆発を防げる
- 子どもに「責められている」と思わせない
- 自分の心が軽くなる
という効果があります。
「わかっているのにできない」を乗り越えるために
ここまで読んでくださったあなたは、きっとこう思っているかもしれません。
「理屈はわかる。でも、実際の場面になると、つい怒ってしまうんです」
わかります。私もそうでした。
- 感情のコントロール方法は知っている
- 課題の分離も理解している
- でも、日常の中で実践するのは難しい
それは、あなたがダメなんじゃありません。
ひとりでやろうとしていたからなんです。
「わかる」から「できる」へ——実践の場があります
私は今、2026年4月から新しい講座をスタートする準備をしています。
宿題・スマホ・反抗期ー思春期の親子バトルが嘘のように減った!
実践型思春期子育てコミュニケーション講座
この講座は、こんなお母さんのためのものです:
- 子育て本は読んだけど、自分の家では使えない
- 「見守る」と「放置」の違いがわからない
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- ロールプレイで実践練習
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- 講師も思春期子育ての当事者(完璧じゃない私だから、寄り添えます)
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詳しくは、こちらの講座詳細ページをご覧ください。(※概要欄にリンクを貼っています)
さいごに:受験まであと1ヶ月、一緒に乗り切りましょう
受験生のお母さん、あと1ヶ月ですね。
不安もイライラも、全部抱えながらの毎日、本当にお疲れさまです。
でも、あなたはひとりじゃありません。
この記事を読んでくださったご縁に感謝して、あなたの子育てを心から応援しています。
また次回のブログでお会いしましょう。
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アドラー流子育てコーチングを取り入れて、子どもとの関係をより良いものにして、子どもの生きる力を育んでいきましょう。



