“ちゃんとしなさい”が、子どもの20年後を変えてしまうかもしれない話
こんにちは、アドラー流思春期子育てコーチの佐藤夏実です。
今日はちょっと個人的な話から始まるのですが……今年の花粉、例年よりひどくないですか?😢 目がかゆい、くしゃみが止まらない、鼻が詰まってしゃべるのも苦しい……。 そんな状態でお届けする今日のテーマは、「親の関わり方と子どもの自己肯定感」についてです。
目次
ちゃんとしないと認めてもらえない子ども時代
先日、私と同じ50代の女性とお話しする機会がありました。 彼女はこんなことを話してくれました。
「子どもの頃、お母さんがとても完璧主義で。ちゃんとできないと認めてもらえなくて、”自分はダメな子なんだ”ってずっと思っていた。今でもお母さんとは関係が悪いんです」
「親との関係がうまくいかない」「自己肯定感が低くて生きづらい」——実はそんなお話を伺う機会は決して少なくありません。
自己肯定感が低いと大人になってからどうなる?
「自己肯定感が低い」というのは、単に自信がないというだけではありません。 「どんな自分でも受け入れてもらえている」という感覚がないまま育つと、大人になってからさまざまな影響が出てきます。
たとえば……
- 人間関係での生きづらさ:常に相手の顔色をうかがってしまう。相手に振り回されてしまう。相手を優先しすぎて疲れてしまう。
- 依存的な関係:少しでも褒めてくれる相手にのめりこみすぎてしまう(恋愛でいわゆる「ダメンズ」を引き寄せがちも実はここから来ていることが多い)
- いじめやモラハラとの関係:自信のなさを埋め合わせて優位に立つためいじめやモラハラの加害者になったり、自信のなさから相手の支配から逃げられず被害者になったりする
- 挑戦できない:新しいことへの一歩が踏み出せず、消極的になりやすい
子どもの頃、親にどう扱われたかは、大人になってからも、その人の生き方に深く影響し続けます。
連鎖を断ち切るために
さらに辛いのが、自己肯定感の低さは、自分の子育てにも影響してしまうということです。
「自分の親のようにはなりたくない」と思っているのに、気づいたら同じことを繰り返してしまう。 先回りして、口出しして、「ちゃんとしなさい」と言ってしまう。
自分のコンプレックスを克服するために子どもに色々とやらせてしまう。
これは意志が弱いからでも、あなたがダメだからでもありません。 小さい頃から培われた思考のクセや、受け継がれた関わり方のパターンがあるから、「わかっているのにできない」という状態になるのです。
まず今日からできること:「受け止める」ことから始めよう
難しいことは不要です。まずはこの1つだけ。
子どもが何かを話しかけてきたとき、「そうなんだね」と一旦受け止める。
よほどのことがない限り、すぐに否定しないこと。 「それは違う」「普通はこうでしょ」と正論を言いたくなっても、まずはぐっとこらえて。
もし「ちょっとおかしいかな?」と思ったら、否定ではなく質問で返してみてください。
「そう思ったのはなぜ?」「一緒に考えてみようか」
子どもの言葉を否定せず、価値観を押し付けず、一緒に考える姿勢を見せること。 これが積み重なることで、子どもの自己肯定感は育まれていきます。
「わかってるのにできない」は、一人で変えなくていい
「頭ではわかってる。でもどうしてもできない」
それは、とても正直な感覚です。 思考のクセは一朝一夕では変わりません。でも、正しい方法と仲間がいれば、必ず変えられます。
私は現在、アドラー心理学×実践コーチングをベースにした実践型思春期子育てコミュニケーション講座の開講準備をしています。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 今末もご機嫌に過ごしましょう🌸
佐藤夏美 アドラー流思春期子育てコーチ
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