「子どもとの信頼関係ってどう築けばいい?」と思ったら…乗馬で気づいた子育ての本質がヒントになる話

最近、子どもが全然話してくれない…
うるさいって言われて、何も言えなくなってしまった
昔はあんなに甘えてくれたのに、今はスマホばかり…

思春期になると、子どもは一気に自我が芽生え、関わり方がますます難しくなります。
けれど、そんな時期でも親子の関係は「壊れる」のではなく、「育て直す」ことができるんです。

今日は、私が春休みに体験した乗馬で気づいた、子育てに本当に必要なことをお伝えします。
少し肩の力を抜いて、コーヒーでも片手に読み進めてみてくださいね。


目次

乗馬体験で気づいた“信頼のカタチ”

春休み前に青森・三沢で“乗馬×コーチング”のプログラムを体験してきました。
目的は、雪の中を馬に乗って森を歩きながら、自分自身を見つめ直すコーチング。
正直、私はコーチングよりも「馬に乗ってみたい!」という気持ちの方が強かったんです(笑)

久しぶりの乗馬は、小学生以来。最初はドキドキしながら馬にまたがったのですが…
驚いたのは、馬がまったく動いてくれなかったこと。

歩いてほしい方向に手綱を引いても、「うんともすんとも」動かない。
でも、あるときふと優しく語りかけて「お願いね」と伝えると、少しずつ動き出してくれたんです。

馬はとても賢く、人の気持ちを敏感に感じ取ります。
無理やり動かそうとしてもダメ。でも、「信じて任せる」「尊重して導く」ことで、少しずつ応えてくれる。

それってまさに、人と人との信頼関係の原点だと思いました。

「この人ならついていってもいい」
そう思ってもらえるまで、相手の心には届かない。
それは人間関係でも、そして、親子関係でも同じことなんです。

それ、子育てにもまるごと当てはまる

乗馬をしながら、ふと頭に浮かんだのは――
「これ、子どもとの関係とまったく同じじゃない?」という気づきでした。

思春期の子どもって、馬と似ているんです。

無理にコントロールしようとすると反発する。
かといって、完全に自由にさせれば草ばかり食べてしまうように(例えるならゲームやYouTube漬け)
好き勝手に時間を使ってしまう。

だからこそ大事なのは、「信頼の上に成り立つリード」なんです。

「こうしなさい」「あれはダメ」――
私たち親はつい、子どもを良い方向に導こうとして、指示や制限が増えてしまいがちです。

でも、思春期の子はそれを「支配」や「干渉」と感じてしまう。
そして心を閉ざし、会話が減ってしまう…。

そうならないために必要なのは、信頼関係を土台にした関わり方

ちょっと草を食べ始めたら、「今はこっちに行こうね」と優しく方向づける。
困ったときに「この人なら聞いてくれる」と思ってもらえる親でいること。
それができれば、子どもはちゃんと耳を傾けてくれるんです。


 親子関係の変化は、誰でもつくれる

では、その「信頼関係を土台にした関わり方」って、どうやって身につけたらいいのでしょうか?

実はこれ、才能やセンスではなく、スキルとして学べるものなんです。

私自身が学んできたのは、アドラー心理学をベースとした「子育てコーチング」

コーチングを子育てに取り入れると、子どもとの会話がスムーズになり、
「親が聞いてくれる」→「話してもいい」→「自分の気持ちに気づける」
という好循環が生まれます。

コーチングのスキルを少しずつ学ぶことで、
「親としてどう関わればいいか」が明確になっていきます。

ただの感情任せの子育てではなく、信頼関係を築く対話のスキルを持った親になる。
それは、あなたにもきっとできます。

体験を通して実感した、コーチングの力

乗馬体験を経て、私は改めて「コーチングの力ってすごい」と実感しました。
ちょうどその頃、息子の塾選びをめぐって家でちょっとした揉め事がありました。
私は「この塾がいいんじゃない?」と、つい先回りして提案してしまっていたんです。
でも息子は「別に」「どこでもいい」と、心を閉ざしたような態度。


以前の私だったら、「ちゃんと考えなさいよ」「もう中学生なんだから」と強く言ってしまっていたと思います。
でも、あの日の乗馬体験を思い出しました。

――無理に引っ張ってもうまくいかない。
――でも、信頼を土台にすれば、ちゃんと応えてくれる。

私は息子の気持ちをゆっくり聴きました

「塾は気が進まない。昔、塾に行かされて全く授業が分からなくてトラウマになった」と…

前の私は本当に必死で、それが空回りして子どもを追い詰めていたのだと改めて反省し、息子に謝罪しました。
そして、受験は普通の学校の勉強だけでなく、情報収集や傾向と対策をする必要があること、自分に合った塾に行けばそれができることを話し、体験だけでも行ってみて欲しいと伝えました。

結果、息子は気に入った塾を見つけ「勉強が分かりやすい」と通っています。

この出来事を通して思いました。

信頼の中で問いかけ、“自分で選ぶ力”を育てるのが、親としてできる最大の応援なんだと。

無理に変わらなくていい。ただ聴き方を少し変えるだけ

ここまで読んで、「でも私には無理かも…」と思った方もいるかもしれません。
「もう関係がこじれてしまってるし…」
「何を話しかけてもうるさいしか返ってこないし…」

でも、大丈夫。
あなたが無理に変わる必要なんてありません。

必要なのは、ちょっとした聞き方の工夫と関わり方の視点を変えることだけ。

あなたのちょっとした「聴く姿勢」が変われば、
子どもも安心して「自分の気持ち」を話してくれます。

その小さな一歩が、信頼関係の“はじまりです。

7. まずは一歩、変化のきっかけを掴むために

子育ては、山あり谷あり。
思春期に差し掛かった子どもとの関係は、特に複雑で、ときに苦しく感じることもあるかもしれません。

でも――
それは、親としてあなたが「失敗している」からではありません。

大切なのは、「正しい関わり方」を知ること。
そして、信頼関係を築くちょっとしたコツを実践すること。

私自身も、「うまくいかない…」を何度も繰り返してきました。
でも、コーチングを学び、実践するようになってから少しずつ子どもとの関係が変わっていきました。

そして今では、息子が「ママ、ちょっと話せる?」と自分から声をかけてくれるように。
“あの頃の私”には想像できなかった景色が、少しずつ見えてきました。

あなたも、今日から変わり始めることができます。


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親子の信頼関係を築いておけば、子どもが本格的な反抗期をむかえても安心して見守ることができるようになります。

アドラー流子育てコーチングを取り入れて、子どもとの関係をより良いものにして、子どもの生きる力を育んでいきましょう。